トップメッセージ
岳南建設は送電線工事のリーディング・カンパニーです。1919年の創業以来、100年以上にわたって、電力インフラの構築を担い、人々の暮らしを守り続けてきました。近年、送電線の建設・保守の重要性はますます高まっています。再生可能エネルギーの推進や地域間連系線の増強、そして各地で進む設備の経年劣化……。持続可能な社会の実現に向けて、私たちは、さらに安全と技術を追求し続けていきます。
スイッチを押せば、電気は点きます。岳南建設の存在意義は、そうした「あたりまえ」を守るためのものであり、そのために私たちは「三つの約束」を掲げ、これまで培ってきた経験を活かしてきました。ひとつは「つなぐ」。送電線をつなぐのは、人と人との絆です。手と手をとりあい、誠実で真摯な行動を貫き、「すべての人から信頼される会社」であり続けたいと考えています。二つ目は「まもる」。「安全な施工」は、インフラを守るための第一歩です。同じ志を持つ仲間のために。大切な家族のために。常に慢心せず、細心の注意で仕事に臨みます。そして、最後に「ともす」。自らの仕事が、街に、人々の心に灯をともすという「誇り」を胸に抱き、品質と技術の向上にチャレンジし続けていきます。
三つの約束を大切にすることで、私たちはお客様や地域の皆様との確かな信頼関係を築き上げてきました。送電線は一度つくって終わりというものではなく、守り、支え、これからも続いていくものです。工事で各地を訪問すると、住民の皆様から「30年前も岳南さんはよくやってくれていたよ」と温かい言葉をいただくことも多く、私自身、岳南で働いてきた誇りと、この仕事ならではの何よりの喜びを再認識することができました。
少子高齢化による担い手不足は深刻で、これからはAIの活用・DXの推進によって、時代に合った「施工力」を確立・強化していかなければいけません。しかし、人々の暮らしを支えるという意義のある事業価値が、岳南建設に人を集め、そのチャレンジを後押ししてくれることになると私は信じています。送電線工事と同じように、会社もみんなでつくり、よりよくしていくものです。「岳南らしさ」をしっかりと発揮し、これからの社会を支え続けていきます。
今後とも皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長 渡瀨 和義
