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新入社員研修体験談

長山 叶愛
地域経営学部卒業 2026年入社

文系からでも送電に関わる仕事に挑戦できる。これまでに学んできた知識がなくても、本気で取り組めば道が拓ける。そんな私の想いを支えてくれたのが、入社後2か月に亘って実施される「新入社員研修」でした。故郷を離れ、慣れない土地で生活していけるのか。男性ばかりの環境になじめるのか。正直に言うと、研修を迎える前は不安と緊張しかありませんでした。しかし、岳南建設の社員は誰もが優しく、温かい人ばかり。振り返ってみれば、「緊張して損した」くらいの気持ちです。

岳南建設の「新入社員研修」は、前半の1か月が座学中心、後半の1か月は技術的な内容を含むプログラムで構成されています。座学では、会社の歴史や安全に関する知識、熱中症対策、鉄塔に関する基礎知識などを学びます。鉄塔の構造や工事で使う機械工具、現場で使われる専門用語は情報量が多く、覚えることだらけ。後半になると、AD操作や施工管理技士(土木)一級資格の取得に向けた支援、測量実習、鉄塔の昇降訓練など実践的なプログラムを受講します。岳南建設の社員は、スポーツで実績を残し、体力に自信のある人が多いですが、高所が苦手な人も多く、苦戦の連続。ですが、根気強く教えてくださる先輩のおかげで、少しずつで慣れていくことができます。とくにありがたかったのは、研修期間中に「現場見学の機会」を2回設けていただいたこと。座学や実習で学んだ知識を現場と結びつけることで、理解を深めることができました。

研修で苦労したのは、「食事のペースが早いこと」です。ふと横を見てみると、膨大な量の食事があっというなくなっている。はじめのうちは自分もペースを合わせようと一生懸命でしたが、「無理に合わせなくていいよ」と声をかけてもらい、ゆとりを持って食事できるようになりました。

もうひとつは、資格取得など「学ぶべきことが膨大であること」です。初めて触れる分野の知識で、専門用語も多かったため、実際の状況や仕組みをイメージすることができず、理解しきれない部分が多くありました。講師の先輩が厳選した問題はとにかく難しく、何度も投げ出しそうになったほどです。

そんな中でも頑張ることができたのは、かけがえのない同期の存在があったからでした。ときに同じように苦しみながら、ときに得意分野を共有しながら、何とか困難を乗り越えていく。研修を通して、仲間がいることのありがたさを改めて実感できました。

「新入社員研修」は、あっという間に終わってしまったというのが率直な感想です。しかし、身につけた基本的な知識や、特別な経験は、現場での経験に結びつき、新たな学びと業務の幅につながっています。送電線建設は、さまざまな知見が融合した奥深い仕事です。そのために必要な勉強は、現在も、これからも続いています。遠く離れた同期と励まし合いながら、現場の先輩たちに学んでいく。入社後の2か月間が、岳南で活躍していくための基礎をつくりあげてくれたのだと思っています。

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