すべてを懸けて
後生に残る鉄塔を。
電気科卒業。2023年入社。特技は少年時代から続けているサッカー。ポジションはボランチ、ウイングバック。広い視野と正確なキックでチームの攻撃を牽引した。岳南建設入社後は、直向きな仕事ぶりとコミュニケーション力で現場のムードを支え続けている。
第二種電気工事士の資格を活かしたい。工場などの屋内で同じ作業を繰り返すよりも、開放的な外で仕事をしたい。岳南建設を選んだのは、確かなやりがいを感じながら、ずっと続けていける仕事を求めた結果でした。
初めて「鉄塔をつくる仕事だ」と聞いたときは、「鉄塔って何?」くらいの印象でした。今、友人に私の仕事を説明しても、同じリアクションが返ってきます。ただ、職場見学などで、仕事への理解を深めて行くにつれ、その印象は激変していきました。自分たちがつくった鉄塔がかたちとなり、社会のあたりまえを支え、後生につながれていく……。これほど、やりがいのある仕事は他にないと思えました。
少年時代からサッカーを続けていたこともあって、「人よりも体力はあるほうだ」と思っていました。しかし、その自信は「初めての現場」に容赦なく打ち砕かれました。重量物を扱う仕事に体力を奪われ、右も左もわからない状況や、高所作業ゆえの危機意識に精神的にも消耗する……。入社したばかりのころは、疲れから夜の8~9時に眠ってしまう日が続いていました。ただ、徐々に、そうした状況は解消されていくことになります。次第に何をすべきかが明確になり、高所作業にも慣れ、体力的な負担も感じなくなっていったのです。それらは、紛れもなく気さくに接してくれる先輩方のおかげでした。いつも明るく、支え合いながら仕事ができる。わからないことは丁寧に教えてくれる。岳南建設の現場は、新人を放っておくようなことはせず、しっかりフォローしてくれます。
高所での作業や、重量物を扱うことの多い現場では、常に緊張感を持って仕事をする必要があります。ただし、緊張感のあまり、周囲が見えなくなっては何の意味もありません。鉄塔建設はチームの力でするもの。その作業にどのような危険性があるのか。何に注意しなければいけないのか。パートナー企業のメンバーにいかに注意を促すのか。そうでなければ、現場の安全や工事の品質を守ることはできません。私たちには、それぞれが作業を行うプレイヤーでありながら、現場全体を俯瞰する監督のような能力が求められているのです。
みんなが嫌がるような作業も進んでやる。真摯に目の前の仕事に向き合う。私は、当たり前のことにしっかりと取り組むことで、先輩たちの背中に追いつこうとしています。今後の目標は、現場で班長を務めることです。班長は、現場の作業を遂行する責任者。その作業を円滑に行うためには何が必要か。品質の高い工事を実現するために、どのような工夫がいるか。安全な作業に足りないものは何か。それらを自らの頭で判断し、最善の環境を整え、現場を回していくことになります。誰からも頼られ、信頼される。そんな人材に成長していきたいと思っているんです。