送電線工事のプロセスをご紹介します。
また、「鉄塔ができるまで」では、分かりやすいアニメーションで工事のプロセスをご覧いただけます。

1.調査測量
光波測距儀で地形測量し、これをもとに縦断面図が作成され、電線の弛度(たるみ)や横振れにおける地上との離隔検討後、鉄塔の高さ等が決定される。

2.工事設計
CADシステムにより工事設計および施工計画書の作成を行う。
資機材の配置検討・基礎施工図の作成・架線工事検討等精度の高い設計や効率化を図っている。

3.鉄塔基礎掘削
バックホウ・クラムシェル等の掘削機で鉄塔基礎の掘削を行う。
掘削深さが20mを越えるような基礎については坑内に小型掘削機を設置するか、あるいは人力で施工する。

4.コンクリート打設
基礎材の据付・配筋完了後コンクリート打設を行う。
コンクリートミキサー車からの直接打設およびポンプ車による直接打設ができない場合はケーブルクレーンやヘリコプターでコンクリートを運搬し、打設を行う。

5.鉄塔材運搬
鉄塔組立に先立ち鉄塔材を鉄塔組立場所まで運搬する。
トラックでの搬入ができない場合はケーブルクレーン・モノレール・ヘリコプター等で運搬する。

6.鉄塔組立
組立工法には台棒工法・トラッククレーン工法・クライミングクレーン工法等があるが、各種工法の長所短所・適性・鉄塔の規模・構造・現地状況・工程などを検討し最も効率的かつ安全な工法を採用する。

7.架線工事(延線)
各鉄塔の組立が完了後、架線工事に着手する。
各鉄塔間にワイヤーロープを延線し、電線を送り出すドラム場にてワイヤーロープの端末に電線を接続し、エンジン場にてワイヤーロープを巻取り、各鉄塔間に電線を張っていく。

8.架線工事(緊線)
電線が各鉄塔に延線されると緊線工事に入る。耐張鉄塔間毎に緊線作業を行い、電線を規定の弛度(たるみ)に張上げ、鉄塔腕金に取り付けられた がいし連に接続する。



